いつもユナイテッドクリニック京都四条烏丸院をご利用頂きありがとうございます。
だんだんと暑くなり熱中症にはお気を付け下さい。さて今回はEDについてお話いたします。
EDとは
EDとはErectile Dysfunctionの略称で、勃起障害・勃起不全のことです。勃起障害や勃起不全というと全く勃起しないことと思いがちですが、それだけではなく、行為の途中で萎えてしまったり、性交に満足しなかったりなどもEDの疑いがあります。
成人男性の約24%で、4人に1人はEDで悩まれていることになります。50~60代で見ると2人に1人の割合になります。ED患者は年齢を重ねるごとに増加していきますが20代の方もおられ、年代に関係なく全世代の方がなりうる症状です。またパートナーの女性からのご相談も少なくなく、旦那さんや彼氏さんに対してお悩みもあるみたいです。
EDの原因とは
EDになる原因は加齢だけではなく、ストレスや生活習慣なども影響していると言われています。多いのが運動不足や不規則な食生活、飲酒・喫煙などが挙げられます。飲酒すると勃たないとよく聞くことがあると思いますが、アルコールは脳の中枢神経を抑制させることがあります。喫煙に関してはタバコが血管の収縮させる作用があります。
また高血圧や糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方はさらにEDになる可能性が高いと言われています。当院の患者様にも高血圧や糖尿病などご持病をお持ちの方は多くいらっしゃいます。
通常は血管を拡張させ陰茎に血流を集めることで勃起しますが生活習慣が悪いと動脈が広がりきれず血流がうまく流れなくなり勃起しにくい状態になります。これを器質性EDといいます。
また若い方は女性に対して緊張や過去の経験などの不安要素があれば勃起しにくい心理的な要因が多いです。これを心因性EDといいます。
EDの自覚
2016年の調査で20~69歳の男性に、「あなたはEDだと思いますか？」という回答データでは約83%が思わないと答えています。若い世代の方ほど思わない回答が多く、年齢が上がるにつれ思う回答が多くなっています。
「勃起はしているのでEDではない。」と思っている方も多いですが、EDの定義は、なかなか勃起しない、勃起しても挿入できない、中折れするなどがあります。これらに当てはまる方はEDの可能性もあります。
少しでも不安などがあれば当院でご相談ください。
