ED治療薬バイアグラ詳細
ED治療薬バイアグラ詳細 | |
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薬剤名 | バイアグラ |
製薬会社 | ファイザー社 |
有効成分 | シルデナフィル |
薬剤画像 | ![]() |
用量 | 25mg・50mg・(100mg) |
効果が出るまでの時間 | 30分~1時間 |
効果持続時間 | 3~6時間 |
食事の影響 | 受ける |
主な副作用 | 顔の火照り・目の充血・頭痛・動悸・鼻詰まり・視野が青色調に見える |
薬剤の特徴 | 世界で処方実績最多で安心感が有り、非常に人気 |
デメリット | レビトラ、シアリスより効果時間が短い |
バイアグラ(シルデナフィル,sildenafil)
ED | ||
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バイアグラ日本ファイザー純正品 | ||
25mg | 1錠 | ¥1,040 |
(10+1)錠 | ¥10,400 | |
50mg | 1錠 | ¥1,290 |
(10+1)錠 | ¥12,900 |

- ・世界一の処方実績で高い有効性と安全性
- ・ED治療の40%がバイアグラ・バイアグラジェネリック
- ・しっかりとしたED治療効果
- ・世界ではバイアグラ100mg錠が主流
バイアグラ(シルデナフィル)は1998年にアメリカで発売された、世界で初めてのED治療薬(勃起不全治療薬)です。日本では1999年1月に承認され、1999年3月にファイザー株式会社から発売されました。当初、バイアグラは1990年代前半に、狭心症など心臓疾患の治療薬として研究、開発されていました。その臨床試験の最中に陰茎の勃起を促す効果があると分かり、そこから勃起障害に使用する薬としての臨床試験が幾度と実施され、ED治療薬として誕生することとなりました。
バイアグラ(シルデナフィル)は世界中で一般に広く認知され、大変人気・評判の高い薬剤です。日本では2014年にバイアグラの特許権満了に伴い、バイアグラジェネリック(シルデナフィル)が安い価格(値段)で販売されるようになりました。
*ユナイテッドクリニック京都四条烏丸院ではバイアグラジェネリックでのED治療を推奨しています。
バイアグラの処方
バイアグラは25mg錠、50mg錠、100mg錠の3種類があり、日本での一般的な用量は50mgです。日本では50mgまで承認されていますが、日本以外のほとんどの国では100mg錠まで承認され、100mg錠によるED治療が主流となっています。バイアグラは世界で処方実績が最も多いED治療薬で、その有効性、安全性は世界中で100mgまで確立しております。日本でもすでに安価な値段のバイアグラジェネリックが発売されており、バイアグラと比較して効果や副作用も同等です。25mg錠は65歳以上の方や健康状態に問題のある方へ慎重に投与する際に使用されることが殆どで、通常はあまり使用されません。
バイアグラの効果
バイアグラのED治療効果は高い
個人により多少の差は出てしまいますが、服用後30~1時間で効果が出初め、3~6時間ほど効果が持続します。服用後の最高血中濃度到達時間は約30~90分後と言われています。勃起自体は性的興奮がなければ起こらないため、刺激が無くなれば元に戻ります。バイアグラ自体は、あくまでも血流を改善し勃起の手助けをする薬です。そのため性欲増進や性感染症予防効果はございません。初めて使用される方の中には「勝手に勃起してしまうのではないか?」と不安な方もいらっしゃると思いますが、性的刺激がないと勃起はしないので安心してください。
ED合併の早漏にはバイアグラとダポキセチン(プリリジー)の併用がお勧め
またED治療薬を使われる方の3人に1人の方が早漏を合併するといわれています。近年開発された早漏治療薬ダポキセチン(Dapoxetine)とバイアグラは服用するタイミングが同じな為、服用がしやすく元々早漏がちの方やEDに早漏を合併してしまった方などには、ダポキセチンとバイアグラの併用をお勧めしております。
バイアグラの服用方法・使用方法
ED治療薬は空腹に服用するのがコツ
バイアグラは、基本的に性行為の一時間前に服用します。バイアグラを含めすべてのED治療薬は食事の影響を受けやすいため、効果を高めたい場合はなるべく空腹時(なるべく食前)に水やぬるま湯で飲むようにしてください。
食後や飲酒後すぐバイアグラを服用すると有効成分の吸収が阻害されてしまうため、効果が減弱してしまいます。もしやむを得ず食事などをしてしまう場合は、脂っこい物を控え食後2時間程度開けていただいてから服用いただくようにお願いしています。
アルコールはたしなむ程度に
また、適度の飲酒はアルコールによるリラックス作用により性欲の増加が期待できますが、過度な飲酒はバイアグラの効果を阻む可能性があります。過度な飲酒後に服用した際は、十分な効果を実感できない場合があることをご理解した上で、服用をお願いいたします。
バイアグラの副作用
一時的なものでアルコール服用時に似ています。
ED治療薬の副作用は共通しています。バイアグラの副作用はアルコールを摂取した際にみられる症状に似ています。アルコールを摂取するとしばらくすると火照り感があるように、バイアグラを服用してしばらくすると一部の方で火照り感が見られます。アルコールが抜けていくと治まるように、バイアグラ服用後少しすると自然と症状は治まります。放っておいて構いません。
バイアグラの副作用は一時的なものが殆どです。火照り、頭痛、鼻のつまり、動悸等が起こると言われています。。頭痛などが気になるときはロキソニン等で対症療法するようにしてください。また火照りは効果発現のサインと思って頂くといいかもしれません。
バイアグラODフィルム処方
バイアグラODフィルムは効果発現が遅い
ファイザー社は2016年10月に新しい剤型タイプのバイアグラ、「バイアグラODフィルム」を発売しました。用量は25mgフィルムと50mgフィルムの2種類があり、薬としては珍しいフィルムタイプで薄く、持ち運びが便利になりました。

「バイアグラODフィルム」は効果はバイアグラと同等ですが、今までのバイアグラ錠よりも最高血中濃度に達するまでの時間が少し遅いので、効果発現まで錠剤のバイアグラより時間がかかります。錠剤のバイアグラよりも少し早いタイミングで服用する必要があります。
また「バイアグラODフィルム」の添付文書では「本剤は口腔内で溶解するが口腔粘膜から吸収されることはないため唾液、または水で飲みこむこと」とされています。水なしで飲めるODフィルムではありますが、水で流し込んでいただいた方がいいかもしれません。
バイアグラジェネリックとインターネットの通販・個人輸入代行サイトについて
バイアグラ及びバイアグラジェネリックは現在でもED治療薬の中で40%近いシェアを保っており、後続として様々な薬剤が登場している現在でも、いまだにED治療薬のスタンダードとして地位を保ち続けています。そのため、薬剤の通販や個人輸入代行のサイトで、最も多く取り上げられている薬剤と言っても過言ではありません。
しかし、必ずしもその全てが安全とは言い切れません。なぜなら、製薬会社の調査により、インターネット上で流通している薬剤の約6割は効果の疑わしい偽物であることがわかっているからです。既に触れた通りバイアグラ・バイアグラジェネリックは最も人気の高いED治療薬の1つであり、その人気と数に比例して偽物も多く出回っていることが予想されます。偽造品を服用して取り返しのつかない健康被害を被りたくないなら、安全性が保証されている正規の医療機関で処方を受けるようにしましょう。